iLiswing（公共図書館システム）導入事例｜事例から探す｜製品・サービス情報

導入事例公共図書館システム iLiswing 公共医療システム事業部

蔵書検索・予約サービスのWeb対応、既設機器の機能拡張を実現

リアルタイムWeb蔵書検索を導入したい

お客様: 2つの町が合併して市に昇格。人口約4万9000人。それぞれの町にあった図書館を、蔵書数15万冊の旧町図書館を本館、もう一方を分館として引き続き運営している。

公共図書館システム iLiswing: 約4割のシェアを誇る、富士通製の図書館情報システム。
リアルタイムのWeb蔵書検索、予約サービス機能、自動貸し出し機能等を備えている。

業務課題: 市民からのネット蔵書検索要望に応え、
リアルタイムで情報提供を行いたい; 将来的にはネット予約サービスも実施したい; 職員負荷を考慮しながら、
利用者サービスの充実を図りたい

導入効果: Webでリアルタイムの蔵書検索が可能; 既存の検索機の機能を拡張し、
セルフ貸出機として活用; 分館も含め、運用形態を変えることなく、
よりきめ細かな蔵書管理が可能に

担当者が語る『課題解決の要因』

図書館館長様は、2町の合併前からWebによるリアルタイム蔵書検索を希望されていました。すでに図書館システムで高いシェアを持つ富士通製システムが導入されており、当社はその販社として段階的に蔵書検索のできるソリューションを提案し、営業とSEが一体となってフォロー、ヒアリングを重ねてきました。_（※1）

（営業西部）図書館同士のネットワークづくりのお手伝いも。_（※1）当社は図書館情報システムを約20年にわたって手がけてきており、蔵書数3万冊から100万冊まで、運用実績のバリエーションが豊富です。
また、他の図書館のシステム導入例を参考にしたいとお考えの担当者様にはそれらの事例をご紹介するなど、図書館様同士のネットワークづくりの架け橋となることも心がけています。

2町合併によって新たに分館が加わった時期にシステムの更新時期も近づいていたことから、Webによるリアルタイムな蔵書情報公開を可能にするソリューションを提案いたしました。
図書館職員様の負荷を考慮しながら、運用面を大きく変更せず、サービス向上を図り、さらに将来的なWeb予約サービスの実施も見据えたシステム更新となりました。

システム更新により、待望のリアルタイムWeb蔵書検索が可能となったうえ、館内OPAC（オンライン蔵書目録）も利便性が高まったことで、利用者サービスの向上につながりました。
また、機能拡張をしたOPACはセルフ貸し出し機としても使用できるようになり、既設の機器が活用できたことでコスト軽減にも一役買うことができました。

蔵書点検後にはWeb予約サービスの導入も予定されており、現在、来年の稼働を目指しての準備が着実に進んでいます。
このほか、さらなるシステム強化を随時予定しており、それにともなって職員様・利用者様にとってメリットが大きい運用_（※2）を採用していただけるよう、様々な提案をしています。

（SE 犬飼）実際の運用業務も含めて提案いたします。_（※2） SEの仕事は職員様にシステム運用と導入効果をご説明し、納得いただいた上で最適のソリューションを提供することにあります。
また、新サービスを開始することで発生する職員様の負荷を軽減することもシステムの大事な役目です。
当社は限られた職員数での効率的な事務処理や集計など、一日の運用スケジュールなども提案するなど、各図書館様に最もマッチしたものを選んでいただけるよう常に心がけています。

これから導入を検討される自治体様へ

「iLiswing」の最新版は図書館の可能性をより高める高機能パッケージです。
その販売を手がける当社は、中部地区で約20年にわたる図書館システムの導入実績を持ち、その対応については各図書館様より高く評価いただいています。
図書館様の業務状況、ご要望、ご予算やSaas・クラウド版による新たな運用形態への対応など、提案・導入・運用までを図書館業務に精通した営業とSEが一体となってサポートいたします。

※案件の仕様などは、すべて記事作成当時の内容です。