http://www.totec.jp/
2015年6月2日
株式会社FFRI(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 鵜飼裕司 以下FFRI)とトーテックアメニティ株式会社(本社:愛知県名古屋市 代表取締役社長 坂井幸治 以下トーテック)は、ネットワークフォレンジックサーバで取得した不審な通信パケットデータを、サンドボックス型マルウェア検知システムで自動分析する連携システムを共同検証しました。
特定の企業などを狙う標的型サイバー攻撃では、企業の公開情報やSNS投稿情報などから取引関係などを調べた上で、特定の人物や組織を装った「なりすましメール」で偽装し侵入する為、いくら注意・警戒をしていたとしても100%見分けることが難しく、知らず知らずのうちにマルウェアに感染してしまいます。
また従来、マルウェアの脅威から防御する為にブラックリスト型のウィルス検知ソフトなどが利用されてきましたが、最近の攻撃ではブラックリストに登録されていない亜種のマルウェアが送り込まれるケースが多く、その防御と対策が課題となっていました。
その為、両社の持つソリューションを連携して標的型サイバー攻撃を検出する共同検証を行いました。
この共同検証により、トーテックの高性能ネットワークフォレンジックサーバ「NetRAPTOR」で、内部・外部からのメールやWebアクセスの通信パケットデータを取得・解析し、マルウェア検知エンジンを搭載する「FFR yarai analyzer」で検出し、結果を基にアラート通知を発信することが可能となります。怪しいメールや添付ファイルを可視化し、社内のパソコン・サーバーのマルウェア感染を大幅に削減することが可能となります。
また、フィルタリングシステムや、パターンマッチングでは検知・防御できない最新マルウェアにも対抗できます。
「FFR yarai analyzer」「NetRAPTOR」は、単体製品として以下の特長を持ちます。
株式会社FFRIは、2007年日本において世界トップレベルのセキュリティ・リサーチ・チームを作り、コンピュータ社会の健全な運営に寄与するために設立されました。現在では日々進化しているサイバー攻撃技術を独自の視点で分析し、日本国内で対策技術の研究開発に取り組んでいます。研究内容は国際的なセキュリティカンファレンスで継続的に発表し、海外でも高い評価を受けておりますが、これらの研究から得られた知見やノウハウを製品がサービスとしてお客様にご提供しております。主力製品となる「FFR yarai」はミック経済研究所調べ※1によるエンドポイント型標的型攻撃対策分野における出荷金額においてNo.1を獲得しております。
※1…出典:ミック経済研究所「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2014【外部攻撃防御型ソリューション編】」
会社名 | 株式会社FFRI |
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設立日 | 2007年7月3日 |
代表者 | 代表取締役社長 鵜飼裕司 |
資本金 | 256,183,300円(2015年4月30日現在) |
所在地 | 本社:東京都渋谷区恵比寿1丁目18番18号 東急不動産恵比寿ビル4階 |
従業員数 | 52名(単独2015年3月末現在) |
URL | http://www.ffri.jp/ ※株式会社FFRI様サイトに移動します。 |
関連製品ページ | FFR yarai analyzer http://www.ffri.jp/products/yarai_analyzer/index.htm |
「FFR yarai analyzer」は株式会社FFRIの商標「FFR yarai」は株式会社FFRIの登録商標であり、「NetRAPTOR」はトーテックアメニティ株式会社の登録商標です。
テクニカルサービス事業部 セキュリティシステム部 営業担当・佐橋
電話:03-5436-2313
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経営管理本部 事業支援部 広報担当・市川
電話:052-533-6917
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