事例紹介
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クラウド型電子カルテシステム HOPE Cloud Chart 導入事例
目指す方向への最適手
クラウド型電子カルテシステム「HOPE Cloud Chart」
Client
医療法人 済衆館 済衆館病院 様
お客様の声
【 掲載内容は取材時点のものであり、現在の仕様等とは異なる可能性があります 】
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お話を伺った方
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医療法人 済衆館 済衆館病院
副院長 神経内科 伊藤医師 -
医療法人 済衆館 済衆館病院
医療情報管理室 友安主任
目指した先に「HOPE Cloud Chart」
トーテックさんとのお付き合いはオーダリングシステムからです。旧システムからのデータ移行やシステム運用が非常にスムーズでしたので、以前の電子カルテシステムに切り替える際も引き続きお願いしました。
今回の「HOPE Cloud Chart」は、同じ電子カルテシステムでも初めてのクラウド利用です。当時、当院は新棟の竣工を控えており、クライアント・サーバ型と比較して、クラウド型の初期投資の少なさは非常に魅力的でした。 また、院内に置くサーバが1台のみとなり、情報システムを担当する職員の業務負荷を考えると、当院の方でサーバやシステムのメンテナンスにはそれほど工数を割かなくて良いことも魅力でした。
過去、院内には7台ものサーバが置いてあったんです。今では笑い話ですが、空調不備でサーバルームが高温になってしまった時には、職員総出で扇風機を使い慌てて熱風を追い出したこともあったんですよ。現在は、仮に何かトラブルがあってもリモートで迅速に対応していただいています。もちろん、当院そのものが被災した場合のBCP(事業継続計画)においても、クラウドならではのメリットがあると感じています。
富士通HOPEシリーズとトーテックアメニティへの信頼
当院の「HOPE Cloud Chart」の導入は、全国的にも先駆けた事例のひとつで、中部地区では初めてだったと聞いています。 先進的な取り組みであるクラウド型電子カルテシステムの導入にデータ移行やシステム運用と、セキュリティの面で不安がなかったと言えば嘘になりますが、まずHOPEシリーズへの信頼がありました。当院が提携する大学病院でも導入されており、大学病院の医師が当院で診察する際もスムーズに使用されていましたし、当院の職員たちも慣れていました。
患者様のカルテ情報は機微情報の最たるものであり、それをクラウドに預けるにあたっては、富士通さんへの信頼が根底にあります。実は今回の移行の際、他の電子カルテシステムとも比較したのですが、データ移行や導入後の運用・サポートを考えると富士通さんとトーテックさんの信頼性に勝るものはありませんでした。「何かあれば、名古屋からすぐに駆けつけてくれる」そんな安心感も魅力でした。
長いお付き合いの中で、営業さんやSEさんも当院がどういった情報をどういった形式で保持しているかを熟知されていますので、実際のシステム移行もスムーズでしたし、現在も、診療報酬改定などの大きなシステム更新があってもトラブルなく運用できています。
「電子カルテ」を地域医療の要として
当院は、大正3年の創立以来、一世紀以上にわたって北名古屋・清須・豊山の地で地域に根差した医療を行っています。近年は日本医療機能評価機構からの「病院機能評価認定施設」としても、継続した医療・介護が可能な地域の中核病院といった重責も担っています。 また、急速な超高齢化社会に対応したスーパーケアミックス病院として、在宅介護に対応した訪問医療も行っていますが、ここでも「HOPE Cloud Chart」の活用を始めました。医師がノートパソコンを持ち歩き、訪問した患者様の自宅で電子カルテの使用を可能としたのです。
当院クラスの規模だと同じHOPEシリーズの「HOPE EGMAIN-GX」の方が適当なのかもしれませんが、トーテックさんのフォローを受けながら「HOPE Cloud Chart」をフル活用しています。
医療従事者として、電子カルテは地域医療を支えるインフラの要になると思います。その要には患者様個人に関わる膨大な情報が核としてありますので、それを、病院と行政、介護事業者など地域医療の現場で安全に集約・運用することで、地域住民の方への切れ目のない良質なサービスを提供できると思います。
電子カルテには便利な機能が多々あり、現場での個々の作業ひとつとっても効率の向上には目を見張るものがあると思いますよ。
よりユーザ目線で、更なる使い勝手の向上を期待
ただし、医療現場で実際に「HOPE Cloud Chart」を使っていると、まだまだ改善すべきポイントは沢山あるなと感じています。
まず、システム動作のスピードです。クラウド型は動作に一定の通信が介在する以上やむを得ない部分もあると思いますが、医療行為にスピードが求められるように、情報へのアクセスについては少しでも早いレスポンスを求めます。
ユーザーインターフェースの面でも、知りたい情報に少しでも早くたどり着きたいと感じます。例えば、医師が自分で作成したカルテの呼び出しやDPC(包括医療費支払い制度)業務では、画面の流れや入力方法の簡便化、検索機能、表示方法等々、細かな要望は尽きることはありません。
使いこなすほど私たち病院側の運用スキルがどんどん上がり、要望も高くなっていくと覚悟していただいて、トーテックさんには、医療現場の円滑な業務遂行のため、メーカーさんや通信キャリアさんへの改善要望の橋渡し的な役割と、今までと変わらない的確・迅速な運用サポートを期待しています。
担当者より
済衆館病院様と当社は、営業・SEを問わず、深く長くお付き合いをさせていただいています。私も非常にかわいがっていただいており、様々なご提案をさせていただいています。
お話にもありましたが、富士通HOPEシリーズは非常にシェアが高く、医療従事者を育成する病院でも使われていますので、提案や導入の際には私と同世代の若手の方から「実習で使ったことがあります」といったお声掛けをいただくこともしばしばです。
こうしたメリットに慢心することなく、ソリューションそのものの魅力と当社の充実した体制で、済衆館病院様の真摯な医療・介護体制に少しでもお役にたてる様に、これからも精進してまいります。
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トーテックアメニティ株式会社
公共医療システム事業部 医療営業部 佐藤
お客様情報
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- 医療法人 済衆館 済衆館病院 様
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名称 医療法人 済衆館 住所 愛知県北名古屋市鹿田西村前111番地 概要 日本医療機能評価機構 認定病院
第2回3rdG:Ver.1.1認定証交付(平成28年8月5日付)
内科系・小児科全9科
外科系・眼科・口腔外科全11科
皮膚科・泌尿器科等の9科、それぞれに連携する7部門ベッド数 360床 URL https://saishukan.com/
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大正3年の創立以来、一世紀以上にわたり尾張地区における地域医療を推進。 済衆館病院は救急・急性期・回復期・慢性期・緩和ケアまで継続した医療・介護が可能な「地域中核拠点病院」として、「スーパーケアミックス病院」として、地域の皆様の「健康の保障」となるべく日々前進しています。
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