『 この病院にとっての最適な設備とは? 』
『 いろいろまとめて相談したい 』…などの課題・ご要望に最適なプランをご提案します。
ネットワーク、無線LAN、情報セキュリティ対策から、構内交換機やナースコール、プリンターや複合機まで、トーテックアメニティにおまかせ下さい!
医療現場に必要なネットワーク環境
医療現場には、大きく分けて3つのネットワーク環境が必要です。
- ● HIS系ネットワーク
- 予約・受付システム、医事・会計システム、検査・薬剤・電子カルテなどの病院情報システム(Hospital Information System)に使用されるネットワークです。医療現場の基本的な機能に接続しているため「速い」「切れない」「安定した」ネットワーク環境が求められます。
- ● PACS系ネットワーク
- 「Picture Archiving and Communication System」は、医療用画像管理システムです。CTやMRIなどの画像撮影装置(モダリティ)から受信した画像データを保管・閲覧・管理するためのネットワークです。画像を扱うため「太い(大容量の)」ネットワーク環境が求められます。
- ● 情報系ネットワーク
- 財務管理や人事給与などの業務システムやインターネット接続などに使用されるネットワークです。外部との接続も想定されるため「セキュリティの高い」ネットワーク環境が求められます。
院内LANによくある例
各部門システムがそれぞれ独立したネットワークのため、院内全体のネットワーク構成が複雑化。
当社がご提案する「総合院内LAN」とは
複数のLANを統合した「必要とする人が」「必要な情報に」「どこからでもアクセスできる」ネットワーク環境です。仮想化技術VLAN(Virtual LAN)を使用します。
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推奨する運用機能と機器
ネットワークの運用・管理コストを削減できる、AMF機能がついた機器の導入をお勧めします。
運用機能
- AMF(Allied Telesis Management Framework)
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「一元管理」「分散マスター処理」「自動構築」「自動復旧」「非AMF装置対応」の5つの機能によって構成。ネットワーク運用・管理の「一元化」「簡素化」「自立化」を行い、かかるコストを削減します。
開発元/アライドテレシス株式会社

スイッチ
- 【 コアスイッチ 】
- 院内LANの中心となる最も重要なスイッチです。
通信容量に応じて機器を選択します。
- 【 フロアスイッチ 】
- 各フロアの最上位に設置するスイッチです。
フロアのネットワークを利用する場所や無線APへの電源供給の有無に応じて機器を選択。機器の状態を監視でき、障害時に迅速な対応が可能なモデルを推奨します。
- 【 エッジスイッチ 】
- 端末(パソコン、プリンター等)や検査機器等を接続するスイッチです。
端末数により機器を選択します。最低限、人的ミスによるネットワークループに対応可能なモデルを推奨します。
- 【 サーバスイッチ 】
- 各システムが動作するサーバと接続するスイッチです。
通信容量や接続方法に応じて機器を選択します。
- AMF機能に対応していないスイッチの場合
- 障害発生時には、該当する機器を取り替えても、つながっている各機器、及びネットワーク全体が復旧するまで広範囲の業務が止まってしまいます。

- AMF機能に対応したスイッチの場合
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障害発生時には、該当する機器を取り替えるだけで各機器、及びネットワーク全体が復旧するため、影響を最小限に抑えることができます。
また、冗長化構成にすることで、より安定したネットワークとなります。

無線LAN
- エクストリコム無線LANシリーズ
- 病室・病棟での業務の有無に応じて機器を選択。通信速度やセキュリティ面の考慮が必要です。病室・病棟間の移動や将来的な無線LANエリアの拡張に対応可能な1チャンネル型モデルを推奨します。
ネットワーク機器状態監視
- VISTA MANAGER
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障害などの問題発生の早期発見や復旧時間の短縮のために、ネットワーク機器の状態をリアルタイムで監視することを推奨します。
開発元/アライドテレシス株式会社

医療現場における情報セキュリティ強靭化について
医療技術の高度化に伴い、地域中核病院を中心とした地域連携が進んでいます。
また、院内ではWebの閲覧や電子メールの利用に加え、来院者や入院患者向けのインターネット接続サービスの提供が増加。こうした外部との通信機会の増加に合わせた、情報セキュリティの確保が求められています。
参考情報:「公益財団法人 日本医療機能評価機構」実施の病院機能評価
(公益財団法人 日本医療機能評価機構のサイトへ移動します)
参考情報:「厚生労働省」公開の医療システム安全管理ガイドライン
(「厚生労働省ホームページ」へ移動します)
強靭化のためのポイント
- Point 01 現状把握(リスク分析)
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- 院内ネットワーク機器の可視化
- 情報資産の保存場所や管理方法の明確化
- 当社からのご提案
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SmartIP製品紹介ページ
IPアドレス・MACアドレス集中一括管理。
ネットワークに接続されている全てのネットワーク機器の情報をエージェントレスで収集します。
SKYSEA開発元/Sky株式会社
端末上の操作履歴を収集・可視化。
端末利用者のWeb閲覧状況や機密情報へのアクセス状況、操作状況を記録します。
IT資産おまかせサービス製品紹介ページ
収集した利用状況を当社のエンジニアが分析・レポート化します。
- Point 02 アクセス権限管理
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- 院内ネットワーク機器の可視化
- 情報資産の保存場所や管理方法の明確化
- 当社からのご提案
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EVE MA開発元/株式会社ディー・ディー・エス
認証基盤(Active Derectory)との連携:指紋・静脈・ICカード等によるPC利用やシステム利用認証との連携。
複数要素を組み合わせた認証が可能で、そのアクセス権限制御やシステム利用時の認証履歴の管理も可能です。
- Point 03 標的型サイバー攻撃への対応
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- 外部からの攻撃への対応
- 知らないうちに侵入されていた場合の対応
- 当社からのご提案
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Cyberroam開発元/ジェイズ・コミュニケーション株式会社
サイバー攻撃を外部との接続口で防御。
ウィルス対策ソフトだけでは防ぎきれない様々な標的型サイバー攻撃を防御。運用支援もトーテックアメニティにおまかせ下さい。
NetRAPTORNetRAPTOR製品サイト
院内のネットワーク上を流れる通信データをすべて記録。
Web閲覧や電子メールといった外部とのやりとりや内部通信を全て記録。あやしい通信を監視することで標的型攻撃を早期に発見し「知らないうちに侵入されていた」を防ぎます。
- Point 04 セキュリティ意識の向上
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- 情報セキュリティを管理する組織作り
- 各スタッフのセキュリティ意識の向上
- 当社からのご提案
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セキュリティコンサルティング提供元:ストーンビートセキュリティ株式会社
リスク分析で収集した情報を元に、情報資産の把握や管理環境の改善、対応策検討などをサポートいたします。
ネットワークやシステムのみならず、スタッフ様へのセキュリティ教育についても企画・実施させていただきます。
例えば…