事例紹介

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  • 介護給付適正化事業総合支援システム トリトンモニター 導入事例

    介護給付等費用適正化事業を効率的に実施するための機能とサポートによる事業の継続

    Client
    知多北部広域連合 様(愛知県)

お客様の声

お話を伺った方
知多北部広域連合 事業課 給付係 ご担当者様

介護給付等費用適正化事業でトリトンモニターはどのような役割を担っていますか

東海市、大府市、知多市、東浦町にお住まいの皆様が安心して暮らしていけるよう介護保険事業を展開している知多北部広域連合では、介護給付等費用適正化事業の主要5事業である「要介護認定の適正化」「ケアプラン点検」「住宅改修等の点検」「医療情報との突合・縦覧点検」「介護給付費通知」のすべてを第8期介護保険事業計画に基づき実施しています。 その中でトリトンモニターは、主にケアプラン点検時の対象者抽出に活用しているほか、事業所への運営指導時には事前に事業所情報を抽出し、利用者の介護度の変化等を把握することに活用しています。
また、介護保険事業計画作成の際には、サービス種類別及び認定区分別の利用人数や給付額を抽出したり、新規認定者の年齢を把握したりするためなどに活用しました。

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具体的にはどのような使い方をされていますか

当連合では、年1回、ケアプラン点検を実施しています。
点検のテーマは、過誤の可能性の高いもの、保険者への申請が必要なものの他、昨年度のケアプラン点検結果等から給付適正化の観点で課題を検討して設定しています。
例えば2022年度は、「福祉用具の利用状況」をテーマに設定しました。
給付の是非だけではなく、自立支援の観点から福祉用具が適切に活用されているかどうか、どのような考えでプランが策定されているかなどを点検し、その際、「福祉用具を使用している者」を条件として、トリトンモニターで対象者を抽出しました。
2023年度には、自立支援の観点から介護予防支援のプランについて、「介護予防通所介護相当サービス又はサービスA、もしくは介護予防訪問介護相当サービス又はサービスAを週2回以上利用している者」を対象に点検を実施しました。
このテーマについてはトリトンモニターの点検項目にはないのですが、登録データを対象者の抽出に活用しています。
また、事業所に運営指導を行う際には、対象となる事業所にどのような利用者がいるのか、この1年で介護の内容がどのように変わっているのかなどを、トリトンモニターで事前に確認しています。

ケアプランのPDCA

トリトンモニターを導入されてから10年以上経ちますが、継続してご利用いただいているポイントは何でしょうか

知多北部広域連合は3市1町の連合ですので、対象となる管内居宅介護支援事業所は69 件、ケアマネジャーは 200 人以上にのぼります。トリトンモニターを活用することで、数多くのケアマネジャーに効率的にヒアリングシートを発出することができ、給付適正化への意識を高める働きかけができることが大きなメリットであると考えています。
また、当連合は3市1町から派遣された自治体職員で構成されているため、3年間の任期で必ず職員が交代する仕組みになっています。ケアプラン点検を行う職員は必ずしもケアマネジメントを専門に学んでいるわけではありません。しかしながらトリトンモニターを使えば、一定の基準や方法に則って点検ができることも、長年に渡って継続利用している重要なポイントです。
もうひとつ、手厚いサポートがあることもトリトンモニターを活用していく上で欠かせません。しっかりしたマニュアルは用意されているのですが、より具体的な部分での不明点への支援ですね。
例えば、介護保険事業計画を策定するために、裏付けとなるデータが欲しいと考えた時に、それらのデータを抽出する方法をトーテックアメニティさんからしっかり丁寧に教えていただけるので、非常に助かっています。
実際に現場で指導いただく訪問支援の機会があるのですが、細かい問い合わせについてもメールや電話でも適宜サポートしてくださるので、当連合のサービスの質を保っていく上で非常にありがたいと思っています。

将来的にトリトンモニターを使って実施してみたい活用方法などの御希望はありますか

トリトンモニターには様々な機能があるのですが、当連合では現状、その一部しか活用できていないように感じています。「こんな分析もできます」「こんな数字も抽出できます」「他の自治体ではこのように活用されています」といった、マニュアルだけではわからない事例やヒントをセミナーなどで紹介してもらえると、活用の幅が広がると考えています。

担当者より

日頃からトリトンモニターを御活用いただきありがとうございます。
具体的なトリトンモニターの活用が職員様の業務推進、ひいては地域住民の皆様のより良い暮らしにつながっている様子をお伺いして嬉しく思います。
御希望を頂いたトリトンモニターを活用するヒントや事例については、トリトンモニターをご利用いただいている自治体様向けにサポートサイトを開設しました。
他自治体様の使い方やケースごとの設定方法といったノウハウを、トリトンモニター使用中の自治体間で共有いただき、活用を拡張いただける様な仕組みになっています。ルールファイルを自由にダウンロードして使えるようにもなっていますので、ぜひご参加いただき、更なる介護給付等費用適正化に活用いただければと思います。

  • 人物
  • トーテックアメニティ株式会社
    公共システム事業部 中部営業部 青木

お客様情報

  • 知多北部広域連合 様

    愛知県の東海市、大府市、知多市、東浦町の3市1町で構成する広域連合で、平成11年6月1日に設立され、介護保険事業を共同で運営しています。

    東海市 113,490人
    大府市 93,015人
    知多市 83,610人
    東浦町 50,213人
    合計 340,328人
    (令和5年10月1日現在)
    事務局常勤職員数 24人
    会計年度任用職員 事務局 23人
    会計年度任用職員 市町窓口 12人
    会計年度任用職員 在宅調査員 16人
    合計 75人
  • 知多北部広域連合公式ホームページ

    知多北部広域連合公式ホームページ
    https://www.chitahokubu.or.jp/

製品情報

トリトンモニター無料デモンストレーション受付中 実際の認定データと給付実績データを使って適正化の効果検証および介護保険事業の運営状況を見える化するレポートをご提供いたします。
まずは、お気軽にお問合せ下さい。データの持ち出しは一切ございません。

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