事例紹介

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  • 介護給付適正化事業総合支援システム トリトンモニター 導入事例

    状況把握から情報発信へ

    「給付実績の活用」から、フレキシブルな対応ツールとして活用が進化

    Client
    相模原市 介護保険課 様(神奈川県)

お客様の声

お話を伺った方
相模原市 介護保険課 ご担当者様

導入経緯

本市では、平成30年度から平成32年度までの3年間を計画期間とする第7期高齢者保健福祉計画の「給付実績の活用」を推進するため、介護給付適正化システムの導入を検討していました。
他市における取組み状況のヒアリングやトーテックアメニティにおける「適正化指標診断レポート」を受けた結果、「トリトンモニター」が介護事業者への指導育成等に十分な効果があると見込まれたため、導入いたしました。

ケアプランのPDCA

ケアプランのPDCA

「ヒアリングシート」の実施状況について

2020年度は、10月と1月の2度、実施しました。
10月は、認定データと掛け合わせて「重度の寝たきり状態への福祉用具貸与」に対して、ケアマネジャーにその理由を確認しました。
1月は、「短期入所が月に20日以上」が複数月あるサービスに対して、ケアマネジャーにその理由を確認しました。
なお、「給付管理サービス実績がない居宅介護支援費」については、両月ともケアマネジャーにその理由を確認しました。
以後も介護事業者の負担にならないように、年2回程度の実施を予定しています。

「ヒアリングシート」の効果について

今回は「介護給付の適正化」という視点よりも、介護事業所の状況を把握できたことが大きかったと思います。
相模原市では「適正化」と「指導」を異なる課で実施しています。今後は指導を実施する課と適正化を推進する介護保険課が連携することで、介護事業者へ様々な情報を発信できれば良いと考えています。

介護給付適正化事業以外での活用について

昨今の新型コロナウイルス感染症拡大により、実際の介護サービスの利用状況がどう変化しているのかを確認するために、サービス種類別の利用者人数と給付額をトリトンモニターから抽出しました。
令和2年4月の緊急事態宣言下においては、通所型サービスの利用者数が減少していました。これは感染拡大を防ぐために、利用者が外出を控えていたと推測できます。
また、短期入所では利用者が減っているにも関わらず、一人当たりの給付額は増えていたため、一人当たりの利用回数が多くなっていると推測されました。
その推測を裏付ける様に、2021年1月に実施したヒアリングシートにおいては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で施設への入所ができず、短期入所の利用期間が長くなってしまった等のケースが確認できました。

担当者より

この度は介護給付適正化事業総合支援パッケージ「トリトンモニター」をご導入いただき、誠にありがとうございます。
相模原市様は、導入初年度より、活用に関するご相談を多くいただき、積極的なご活用をいただいております。
中でも新型コロナウイルスの対応として、迅速に利用者様の状況分析を行うといった活用をされており、これは他自治体様の参考になる活用方法だと考えております。
現在、『市レベルだけではく、地域レベルでの現状分析をしたい!』とご相談もいただいており、引き続き当社SE並びに営業が全力でご支援をさせていただきます。
今後も、地域住民の皆さまにより良いサービスをご提供できる様に、介護保険課様、関係する職員の皆様から多くのご要望やご相談をいただければ幸いです。

  • 人物
  • トーテックアメニティ株式会社
    公共医療システム事業部 公共東日本営業部 田中

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