事例紹介

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  • 総合住民情報システム『G-COAS』 導入事例

    現場に寄り添った姿勢で改善点を把握し住民情報システムの長期にわたる安定稼働を実現

    Client
    愛知県 東郷町 様

お客様の声

  • お話を伺った方

    東郷町 企画部の皆様

  • 人物

    企画部
    加藤部長

  • 人物

    企画部 企画情報課
    木本課長

【 企画部企画情報課の概要 】
企画部は、人事秘書課、未来プロジェクト課、地域協働課、そして企画情報課からなり、企画情報課は、企画政策係・統計係・情報推進係からなります。電子自治体の推進や総合住民情報システムの管理運営をはじめ、行政ネットワーク、情報セキュリティ、地域情報化など、東郷町行政のIT全般を管理運営しています。

(組織・ご担当者情報は取材当時のものです)

トーテックアメニティとお付き合いいただくに至った経緯

平成2(1990)年に住民情報システムを電算化した時からですので、かれこれ30年以上のお付き合いになります。
電算化した当時は、ある大手ベンダーに汎用機と呼ばれる大型コンピュータと住民情報関連の各システムを納入いただき、その際、実際に電算室でシステムのプログラミングや運用保守をしていたのが、トーテックアメニティのSEチームでした。
このチームの皆さんがとても優秀で、IT化のはしりの時代ですからITはもちろん、自治体業務についての詳細や関連業務などにもご理解が深くて、本当に日々助けて頂いていたんです。若い職員たちの先輩役でもあったと思います。
とはいえ、住民情報関連のシステムは東郷町オリジナルで開発したものだったこともあり、その後頻繁にあった法改正・制度改正への対応などには、なかなか追いつけていませんでした。 そこで、パッケージ・システムを導入することになったんです。

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    空撮写真
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    東郷町イメージキャラクター トッピィ
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    シティプロモーション

上記画像3点 © 東郷町公式ホームページ https://www.town.aichi-togo.lg.jp/

パッケージ・システム導入の公募に、ベンダーの1社として参加

平成19(2007)年頃ですね。
大手ベンダー各社がこぞって参加する中で、トーテックアメニティの提案が「G-COAS」でした。
各社とも熱の入った提案だったと記憶していますが、「G-COAS」の提案を精査したところ、東郷町の業務規模や業務負荷の軽減を目指すという目的に、ぴったりフィットした非常に良いパッケージだったため採用することになりました。
もちろんパッケージの優秀さに加え、住民情報システムを電算化して以来、長年にわたって安定的に、着実に運用管理して頂いてきた実績も評価の対象となりました。

汎用系からオープン系への移行

オリジナルからパッケージとなると業務をシステムに合わせなければならない場面が出てきますので、組織変更も行いました。
平成24(2012)年、BCP(事業継続計画)を目的にクラウド化するという当時としては先進的な取り組みを実施、端末はWindows、業務プロセスもデータ登録の方法も変わりましたので、そのための準備やデータ移行、システム切り替えは、かなりの時間をかけて入念に準備、実施しました。
この数か月に渡る移行期間中は、トーテックアメニティの営業さん、SEチームにも庁舎内に常駐いただいていたんですよ。
結果、問題なく稼働できました。非常によくやって下さったと評価しています。

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住民情報システムの刷新

導入して15年経ちましたし、2025年の自治体情報システムの標準化・共通化も見据え、ここで一度システムの見直しを図ろうということで、調達の公平性を期するためにも公募とすることになりました。

公募型プロポーザルの結果として、改めて「G-COAS」を採用

「G-COAS」の性能や使い勝手についてはもちろんですが、トーテックアメニティについては、東郷町の業務をよく理解している方々に長年にわたって改善提案、運用保守をおまかせしてきた実績があります。
決してなれ合いではなくて、時には厳しい意見も交わせるようなお互いに長い年月をかけて築き上げてきた信頼関係は、かけがえがないものと思っています。

何かトラブルが発生した場合でも、その都度、迅速に対応、その原因についてもしっかり究明し、レポートしていただいています。
こうしてシステムを日々安心して任せてきたというメリットは大きいですね。
また、自治体情報システムの標準化・共通化についても、勉強会を開催頂いたり、営業さん・SEさんを通じて情報共有・情報交換を行ったり、東郷町と一緒になり、より良いシステムを実現していこうとする姿勢を評価しました。

トーテックアメニティの運用保守体制(例)

現在の「G-COAS」の稼働状況・運用状況について

トーテックアメニティのメンバーに原課訪問をしていただきながら、改善事項のヒアリングを実施いただいています。
その内容を電算部門と共有し、要望事項の優先順位を決めながら対応していくという寄り添う姿勢がトーテックアメニティの良いところです。
こちらからも、なるべく実際にシステムを利用している現場の職員から情報収集をしてもらえるようにお願いしているんです。
顔を見て話した方が伝わりやすいことは多いですし、例えば、あるアラートからリスクに気づいていただくことで早い段階で対処ができるといったことも増えますし、安定稼働が前提ですので何もなければないで有難いことですから。
現場とのコミュニケーションには、引き続き力を入れて欲しいですね。

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今後の当社への期待

  • すでに自治体情報システムの標準化・共通化に向けた工程は決まっていますので、安全で確実な移行が実施できるよう期待しています。
    ただ、システムの仕様書に書かれていることを実施するだけなら、公募に応じた各ベンダーでもできます。
    例えば、現場との日頃のコミュニケーションを通じた改善に向けた新しい提案だったり、トラブル発生時の初動やその後の対応だったり、「トーテックアメニティならでは」と、自信をもって言える部分をこれからも発揮いただきたいですね。

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    ( 企画部の皆様に「TOGO」のポーズをいただきました。)

担当者より

この度は住民情報システム「G-COAS」を採用いただき、誠にありがとうございます。
インタビューでもお話があった通り、東郷町様は弊社が30年以上、サポートさせて頂いている自治体様です。
歴代の担当者が大手ベンダーに引けをとらないITサービスを自負し、提供してまいりました。
ITはデジタルではありますが、ご期待を頂いている弊社のアナログ的なコミュニケーションを大事にし、職員の皆様にとって、より使いやすい、ひいては東郷町住民の皆様にとって、より良いサービスを提供できるように引き続き精進してまいります。

  • 人物
  • トーテックアメニティ株式会社
    公共医療システム事業部 公共中部営業部  圓山

お客様情報

  • 愛知県 東郷町 様
    面積 18.03平方キロメートル
    人口 44,003人(令和3年3月31日現在)
    世帯数 18,036世帯(令和3年3月31日現在)
    町の木と花 モッコク、アヤメ
    所在地 愛知県愛知郡東郷町大字春木字羽根穴1番地
    URL https://www.town.aichi-togo.lg.jp/
  • 外観 東郷町

    名古屋市と豊田市の間に位置し、住宅のまちとして人口4万人を超える町に発展してきました。市街化が進む一方で、市街地の周辺には良好な水辺と緑の自然が残されており、快適でうるおいのある環境となっています。

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