研修室ブログ

日々スキルアップや自己研鑽に励む社員や、それをサポートする講師・間接部門スタッフがその日常をつづります。

鉄と鋼


2021年8月19日(木)
今日は鉄の製造法について学習しました。 中でも興味を持ったのが鉄と鋼の違いについてです。 その違いをひと言で言ってしまうと『素材内に含まれる炭素量の違い』です。 鉄は炭素量約0.02%未満のものを言い、鋼は炭素量約0.02%~2.14%のものを言います。 炭素量が増えると硬くなりますが、反面粘り強さ(靭性)が落ちていきます。 なので鉄は鋼よりも柔らかいが、粘り強く、 逆に鋼は鉄よりも硬いが、折れやすいといえます。 今まで鉄と鋼では明確な違いはなく、言い方の違いだけだと思っていたので、 今回学習したことは仕事でも役に立ち、雑学的にも覚えておいて損はないと思うのでとてもためになりました。 筆者:W.Y (機械系研修生)
タグ:機械設計