研修室ブログ

日々スキルアップや自己研鑽に励む社員や、それをサポートする講師・間接部門スタッフがその日常をつづります。

「歩くロボットを作成したい」開発スタート
2021年5月24日(月) 歩くロボットを作る部材を、1からCADで作成していては高コストになりますので、先日から市販のキットを探していました。
価格は10万円~30万円まで色々ありましたが、単に購入し、組み立て動かすだけでは、楽しくありません。
元々、組込み研修に使う目的からのスタートのため、ロボットの骨組みだけを購入し、制御と回路は手作りを目指しました。
4万円程のロボットの基本シャーシを見つけ、さっそく購入しました。
サーボは全部で9軸あり、プログラムも付いていましたが使用しません。
「歩く」とは人間の歩行を解析し、このロボットのサーボにどの様に指示を送るかです。
このロボットに付いていたサンプルプログラムには、「歩行」はありません。
理由は、このロボットの場合、9軸サーボを全て動かすのですが、サーボの電力が1つで最大500mAとなるようです。
9*0.5=4.5A、電池4個で8AH程、2時間で電池が空になる計算ですが、実際は1時間持つでしょうか?
ちなみに、このロボットの制御は「ESP32-DevKitC」で1500円です。
ROMもRAMも大容量、Wi-FiもBTもある、外国製品ですが国産でも作ってほしいです。
コードはaruduinoC++で書きます。
理由はC言語とよく似ていますし、サンプルプログラムが世界中で開発されていますから、試作品には最適なのです。
続きは次回に。
筆者:組込み系講師 タグ:組込み系