研修室ブログ

日々スキルアップや自己研鑽に励む社員や、それをサポートする講師・間接部門スタッフがその日常をつづります。

樹脂設計(見栄え)
2018年11月14日(水) 見える部位の設計について記します。
近年の車は燃費改善のために軽量化が進み、その使用素材は樹脂が多くなっています。バンパー・グリル・ロッカーモールは以前からも樹脂化が進んでいますが、最近ではルーフやバックドア(ラゲッジドア)にも普及しています。ロッカーやバンパー等については、樹脂化において軽量化はもちろんですが、意匠性も非常に高くなります。そのため、部品ごとの見切りラインの通りやRの通り方にも気をくばる必要があります。見切り線に対し90度に入るのが一番綺麗に出来るのですが、デザイン・金型の大きさによる制約などでそれが出来ない場合、穴あきを塞ぐような見切りをひくこともあります。
筆者:T.H.(機械設計エンジニア) タグ:機械設計