研修室ブログ

日々スキルアップや自己研鑽に励む社員や、それをサポートする講師・間接部門スタッフがその日常をつづります。

「故障」と「欠陥」と「エラー」の違い
2024年2月21日(水) テストエンジニア研修で、ソフトウェアの「故障」と「欠陥」と「エラー」の違いを学びました。
日常生活で、すべて同じ意味として捉えていたものが、全く別物でそれぞれの意味や使い方を覚えることができました。
「故障」は、「欠陥」のあるプログラムを実行したときに、期待通りの結果ではなく、その不正な結果がシステムの問題である時の結果です。
「欠陥」は、「エラー」を起こした結果、作業成果物やプログラムに埋め込まれた仕様をみたさない不備または欠点です。
「エラー」は、人の思い込みなど、何かしらの人のミスで起こる人間の行為です。
「故障」の原因は「欠陥」であり、「欠陥」の原因は「エラー」となります。
これらの関係性を学んだことで論理的な分析をすることができ、技術者としての一歩を踏み出せたと思います。
筆者:R.N.(検証系研修生) タグ:検証