研修室ブログ

日々スキルアップや自己研鑽に励む社員や、それをサポートする講師・間接部門スタッフがその日常をつづります。

IoT等を支えるセンサー向け無線規格
2017年10月2日(月) 今回は既存のIEEE等の無線規格に比べて長距離、低電力の特性を持つ無線規格「LoRaWAN」について紹介したいと思います。LoRaWANは~15kmの長距離通信が可能で、電力は電池利用でも数年間にわたって通信の応答が出来る程に低電力です。しかしながら通信速度は250kbps以下と非常に遅いため、PCやスマートフォン等の一般的な機器よりもセンサー等の小容量の通信を断続的に行う機器の規格として適しています。LoRaWANはIoT家電等のセンサー向けの無線規格として、既存の無線規格よりも性能面で優れているため、LoRaWANへの置き換えが進むと言われていることもあり、知っておくと役に立つ機会があると思います。 筆者:A.M(NW研修生) タグ:NW